2016年3月27日『ludlow anecdote8 Le Chevalier du Lion d'Or interval II』

 

ルドロウ・キャッスル・プロジェクト第59弾となるイベント、ludlow anecdote 8 Le Chevalier du Lion d'Or interval II』(ル・シュバリエ・デュ・リオンドール)が3月27日(日)に開催されました!

 

いらしてくださった皆さま、ありがとうございました!!!

 

 

今回の舞台はまさかの『ル・シュバリエ・デュ・リオンドール』!

 

当主・サリヴァン(現在は故人)の元、それぞれ母親の違う四兄弟が暮らしていたドーソン伯爵家のカントリーハウスです。

 

当主・サリヴァンはある日のパーティーで突然吐血、そのまま亡き人に…

その死の真相は謎に包まれたままですが、現在はその遺産を巡って四兄弟がそれぞれ相続の条件をクリアするべく、後見人さがしに奔走しています。また、後継者の座を巡っても、長男・ダニエルと二男・クライドの間には大きな溝が…。

 

 

2015年7月の前回では、兄・クライドとのすれ違いによる寂しさやストレスで過食に走り、すっかりおでぶさんになってしまった三男・アルヴァ。どうやらその後はヘンリーや使用人たちの協力を得て減量に成功したようですが、相変わらず長男・ダニエルは別宅での生活、二男・クライドは後見人であるヴィスラーマ王国のウィルマの元、そして四男・エミールは後見人のロンズデール伯爵家での生活…四兄弟はバラバラのままです。

 

 

 

さて、今回はそんなドーソン伯爵家のカントリーハウス『ル・シュバリエ・デュ・リオンドール』でパーティーが開かれ、久々に長男ダニエルや四男のエミールもゲストをお出迎えするべく館に戻ってきました。

 

そんな中、アルヴァがとった行動とはー…?

さっそくパーティーを振り返ってみましょう!

 

 

静かな足取りでサロンへやってきたのは、末っ子の四男エミール。穏やかな笑みでゲストに挨拶をします。愛らしいほほ笑みですが、その顔はどこか寂し気で…やがてエミールは自室へと戻ってゆきます。

 

次にやってきたのは、長男のダニエル。他の兄弟が揃ったか確認すると、アルヴァがまだ来ていないことに苛立ちを見せます。ゲストの存在に気が付くとすぐに平静を取り戻し、穏やかな表情と落ち着いた口調で挨拶をしますが、ゲストの前を離れるとまた不機嫌そうにサロンを後にします…。

 

しばらくすると、遅れてアルヴァが到着。

そのあとに続くのは…ヘイスティングスの級友のシェーンハルス家二男・ヴィルフリート!大声でヘンリーを呼び続けるアルヴァを、ヴィルフリートがなんとか鎮めようとしますが、アルヴァは聞く耳など持たない様子でヘンリーを呼び続けます。

アルヴァの用とは一体…?

 

S-1『sweet old home』

 

エミールの自室。メイドのティルダがお茶を淹れ、エミールの帰宅を喜びます。

ダニエルもクライドもエミールも家を出てしまい、アルヴァも本当は寂しがっているのではないかと切なげに語るティルダ。使用人という自分の立場をわきまえ遠慮しつつも、アルヴァのためにもせめて休暇中には家に戻ってきてもらうことはできないかと、エミールに恐る恐る尋ねます。が…

 

「ごめん、ティルダ。…僕は…もうここには…ここに僕の居場所は…」

 

悲しそうな目で言いかけ、言葉を詰まらせるエミール。

すぐにいつもの笑顔を取り戻し、現在生活しているロンズデール伯爵家での暮らしについて語ると、ティルダはなにかを察し、それ以上は何も言えなくなってしまいます。

 

「…それに、アルヴァ兄さんも、ちょっとは寂しい思いをした方がいいよ。せめて、自分のことくらい、自分で出来るようにならないとフフなんてね。いつまでも、僕達が一緒にいられるわけじゃないんだから 

 

S-2『Have a nice trip!!』

 

ヘンリーを探して大声で喚き散らすアルヴァを、彼の自室に押し入れる友人のヴィルフリート。我が道をゆくアルヴァとまじめで優等生なヴィルフリートは相変わらずな関係です。

 

アルヴァがヘンリーを探し回っている理由。

それは…

前回クライドを探しにでかけたネフィラ・クラヴァータで聞かされた、クライドの現在地・ヴィスラーマへ行くための旅行の準備をさせるため。

 

ヴィスラーマといえば遠い海の彼方、簡単に行ける場所ではありません。ヴィスラーマ行きを軽々しく口にし、しかも自分を連れていくつもりでいるアルヴァ。ヴィルフリートは必死で説得を試みますが、アルヴァは聞く耳をもたず…

 

 

S-3『envy and jealousy』

 

大荷物をしょってやってきたアルヴァとそれを追いかけてくるヴィルフリート。ただならぬ二人の様子を見て、四男のエミールが驚きます。

 

エミールの旅行用トランクを借りたいと言い出す兄アルヴァに目をぱちくりさせるエミール。クライドとヴィスラーマ、そして今はトランクのことしか頭にないアルヴァは、マイペースにドカドカと部屋を後にし、部屋にはヴィルフリートとエミールだけが残されます

 

状況が呑み込めず、ヴィルフリートに事情を尋ねるエミール。ヴィルフリートは苦笑いし、事情を説明します。『あの』ヴィスラーマへ向かうという兄の言動に驚きを隠せないエミール…アルヴァに振り回されっぱなしの二人はお互いの似た境遇を笑い合い、近況を打ち明け合います。

 

ここでも、「寂しがりやのアルヴァのためにたまには顔を出してやってほしい」と頼まれるエミール。エミールは目を伏せ、周囲から愛されている兄を羨ましいとつぶやきます。エミールの意外な一面に触れ、エミールを気遣うヴィルフリート。

 

やがて観念したかのような笑顔で、ヴィスラーマへの同行を決めたヴィルフリートはアルヴァの元へと去っていきます…。そんなヴィルフリートの姿を見て、エミールは最後に「兄をよろしくお願いします」とヴィルフリートに頼み込みます。笑顔でそれに応えるヴィルフリート。

 

「アルヴァ兄さんのことどうかよろしくお願いします」 

 

ヴィルフリートがいなくなっても、彼がいた方へ頭を下げ続けるエミール。

エミールの切ない眼差し、そしてアルヴァへの想いの真意とは…

 

S-4『good men and true』

 

メイドに案内されて部屋へ入ってくるのは…二男・クライドの後見人であり、ヴィスラーマ王国の王侯貴族・ヴィルマの執事を務めるステファン。

博識であり、政界や財政にも造詣が深いキレ者のステファンは、すぐにこの館に流れる不穏な空気に気が付きます。

 

やがて、ドーソン伯爵家の執事・ヘンリーが姿を現し、ステファンに用件を尋ねます。

 

するとステファンはクライドの代理人として訪れたことを打ち明け、一通の封筒をヘンリーへ渡します。封筒の中身を確認し、クライドが書いたという書物に目を通すヘンリー。その表情は次第に険しくなり、内容の真偽をステファンに確認します。不安になり、クライドの安否を尋ねるヘンリー。ステファンは、その点については問題がないといい、クライドは現在ヴィスラーマを出て国外にあるヴィルマの別邸で過ごしていることを伝えます。

 

詳しい内容を口にしないまま、お互いの現状を確認する二人。

不測の事態があればクライドの身の安全は保障できないというステファンにヘンリーは胸騒ぎを覚えますが、それがクライド本人の意思の元であることを確認すると言葉を収め、「手配」のために部屋を後にします。

 

そんなヘンリーのようすを見て、ヘンリーの有能さ、そして野心家の香りを見抜くステファン…二人の間で交わされた交渉の内容とは…?

 

S-5『good men and true』

 

旅行用のトランクが見つからないと大声で不平を垂れるアルヴァと、それを諫めながら追ってくるヴィルフリートの二人は、やがて応接室へ…

そこにはヘンリーの戻りを待つステファンの姿が。

 

ステファンがヴィスラーマ王国のウィルマの執事だと知り、詰め寄るアルヴァ。ヴィルフリートが友人の非礼を詫びると、ステファンは丁寧に身分を明かし、アルヴァの方へ向き直ります。

 

アルヴァのことを、出自から所属している学園、成績状況やその性格まで調べつくしているステファン。アルヴァの欠点についてまでも正確に調べ上げているステファンに、ヴィルフリートもやや感心気味です。すっかりステファンに調子を崩されてしまったアルヴァ…。ついには彼がひた隠しにしている想い人・幼馴染のヴィヴィアンの件にまで話が及び、アルヴァは慌てふためきます。

 

なんとか秘密を守り抜いたアルヴァは、アッサリ帰ろうとするステファンを呼び止め、クライドのいるヴィスラーマへの行き方を尋ねます。

 

「ここから南南西の方角に向かって馬車で5日程行ったところにシーゲンターラーという港町がございます。かつては奴隷貿易や奴隷市場の中心的な役割を担った拠点港湾でしたが、現在は宝飾品やスパイス、コットンや紅茶等の交易が盛んな世界有数の貿易港へと発展致しました。その港から、一か月に一度出港しているアルマディナ・アルファーデラ行きの貿易船に乗り、3週間の船旅をお楽しみ下さい。使用しているガレオン船はキャラック船よりはやや小型ですが、その安全性は高く、よほどの大嵐か、海賊にでも襲われない限り、まぁ沈むことはないでしょう。アルマディナ・アルファーデラにつきましたら、そこから1週間に一度運航しているハジャル・アルカマル行きのキャラベル船に乗り換えていただきます。こちらの船はガレオンより更に小型ですが、大変、操船性能に優れており、強風下でも航行可能です。問題がなければ、10日程でハジャル・アルカマルにつくかと思われます。

ハジャル・アルカマルからは、いよいよヴィスラーマ王国に向かう船に乗船していただきます。残念ながら、定期的に出ている便はなく、そうですね…1週間から、長くて1カ月程はお待ちいただくことになるかと…運よくその船に乗ることができれば、そこからは2週間程の船旅でございます。ヴィスラーマ王国につきましたら、一路王都を目指し、馬もしくは馬車に乗って移動していただきます。途中、砂漠がございますので、ラクダに乗り換えていただきます。港から王都までの距離は…そうですね…旅慣れていない方でしたら、一か月はみておいた方がよろしいかと…」

 

淀みない早口でスラスラと行程を述べるステファンに慌てる二人。

ヴィルフリートはその三ヶ月以上かかると思われるハードな行程に驚きを隠せませんが、アルヴァは途中から考えることを放棄し…

 

「あぁ、わかった!」

 

ステファンの言葉の続きを聞くことなく、意気揚々と旅の支度にかかりに部屋を出ていくアルヴァ。ヴィルフリートが慌ててそれを追いかけますが…………部屋に残されたステファンは、ぽつりと、現在は入国が非常に困難であることをつぶやきます。

 

ヴィスラーマ王国を目指す気満々のアルヴァ。

果たして、アルヴァ・そしてそれに付き合わされるヴィルフリートの運命は…?!

 

M-1『sing, sing, sing』

 

前回の『~interval』で新たなアレンジが加えられた、リオンドールのテーマ曲『sing, sing, sing』に、今回は精鋭メンバーが新たな振付で挑戦!

表情豊かに、揃った振付を披露してくれました。

 

次回予告

 

次回のイベントは、『アベイ・ドゥ・サン・アルセーヌ』!

 

…というわけで、今回は2013年12月の回で登場した、孤児院に住んでいる『ガルト』がヘンリーの身体を借りて次回予告をしてくれました。ステファンの身体に憑依したクライドに詰め寄り、名ゼリフ「心の友よぉぉぉ~~~~っ!!」を叫ぶガルト…。

 

アルセーヌは修道院と孤児院の役目を兼ね備えており、そこで少年時代のクライドとガルトは仲良くなったのですが…次回はどうやら、孤児たちの面倒をみているシスターたちにスポットが当たるようです。

動画が流れると、二人は正気を取り戻し、何事もなかったのようにパーティーの終わりを告げました。

 

 

 

 

…いかがでしたでしょうか?

 

意味深な会話やドタバタの多かった今回のイベント…。ちょっと複雑で、初めての方には難しい場面もあったかもしれませんが、アルヴァをはじめとする個性的なキャラクターたちはあいかわらず大人気だったようです。ステファンさんの強烈なキャラクターも人気でした!

 

そして、以前からのリオンドールをご存知の方には、更に興味が深まった回だったのではないでしょうか?!これまでひっそりとしていた四男・エミールにスポットが当たったのも意外でしたね…<あの>ロンズデール伯爵家も絡んでいることですし、きっと今後なんらかの動きがあることでしょう…!

 

遥か彼方・海の向こうのヴィスラーマ王国を目指すアルヴァたちの行方は、今後のイベントをおたのしみに….+*☆ 

 

 

 

-fin.-